来月44歳

人生の大部分は終わった。生物的に44歳といえば、新たな成長は無くなり、今までの経験を活かして余生を生きていく年齢なのだろう。

自分は全然その領域に達していない。いまだに若い世代と一緒の仕事内容を続けて行かなくては給料をもらう事が出来ないでいる。衰えていく気力と体力、そして記憶力。かかる負荷は日々増しており、とても惨めな気持ちになってくる。

根拠のない希望はなく、建設的な未来も描けない。思い出に浸ることも出来ずに、景色の変わった東京都心を帰宅時にフラフラと歩く。

もともと人生楽しいなんて感じた事なかった。特別大きな出来事があった人生ではなかったが、小さな希望をもってそれを打ち砕かれ続けられた寂しい人生だったと思う。

これって結構つらい事だと思う。「本当に欲したものを自分は得られない」という先入観が完全に植え付けられている。負け犬だ。

他のことをする元気が少し出てきた

物事にチャレンジして成功をおさめる人にはちゃんと根拠があると思う。

スポーツ選手なら圧倒的な練習量。誰もが知るスーパースターですら、凡人のそれをはるか

に超えた練習量があるのはよく聞く話だ。

社会人であるなら勉強量。そのひと自身の活力・行動力も大事だが、成功している人はそれ

に加えて勉強をしていると思う。

ここ最近凹んで、何もする気がない時によく見ていたYouTube『タナカキミアキ』先生のch

では読書の大切さを実感させられた。あんなに頭がきれて、口も達者な人が謙虚に情報収集

してきた話を聞くと、とても自分みたいな馬鹿で大して勉強しない人間が入り込む世界は

何処にもないなぁと実感させられた。

また少しずつ勉強を再開していけたらと思い、数ヶ月放置していた行政書士の過去問を解い

たり、妻のテーブルにあった本を読んでみた。

がんばろう。

中田敦彦エクストリーム日本史

妻が渋沢栄一の本を読んでいた。歴史について全く無知な人間に興味をもたせるYouTube番組は本当にすごいと思う。とはいっても元々本はよく読んでいる方なので、あまり本を読まない自分よりは珍しくない現象なのかもしれません。

今週末、壁一面本棚がくるので家に散乱している本をジャンル別に納めてみよう思う。そして手のついていない本を片っ端から読んでいきたい。

年をとると、ていうか自分は情報のインプットがないくせに心の平穏が保たれている。本当は物事の判断をするには、沢山の情報が必要なはずなのに、いつまでたっても感覚でそれを決めている。同じような間違いをし続ける・・・。

わかっていても情報収集できないんだよなぁ。だからせめて購入した本の背表紙を自分に向けて、お金を払った分の成果を得るようにしたい。感覚的に購入した本たちが私を良いサイクルに導いてくれるものだと信じたい。

マルゲリータの本棚

先月末、YouTube、ニコニコ動画でおなじみのDaiGoさんが使っている本棚を発注しました。自分は読書家ではありませんが、妻が比較的良く読むので奮発しました。

部屋の梁にあわせて最上段部をカットしてもらうので、到着まで時間がかかっています。部屋に散在した本たちを早く整列させてあげたい。