「二月の勝者」購入

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第4巻 第33講                                「高校受験?大っ嫌いです」                           「だって同じ学力の子が並んでいたら、より『先生に好かれる生徒』のほうが有利なんですよ」

内申点の制度を経験したものはみんな同じ気持ちだと思う。学区最上位の都立高校受験者と学区3・4番手を受験するように言われた自分とが同じ私立を併願するっておかしくない?

結局、都立高校は受験しませんでした。

巣鴨中学 芝浦工大中学

長男が来年小学校4年生になる。頭の片隅にある中学受験をそろそろどうするか考える時期がきている。

大して勉強が出来なかった(中学受験全滅の経歴あり)自分が息子に多大な期待をするのは間違っていると思うが、息子は明らかに自分と異なる性格なので、相性の良い学校に入学する事が出来れば、将来仕事を見つけるときに苦労せずに済むのではないかと期待してしまうのである。

いや単純に楽しく学校へ行ってくれればそれでOKである。

息子は簡単にいうとオタク気質である。2,3歳の頃からマインクラフトを自分一人ずぅ~っとやっているような幼児だった。そのこと自体は珍しいことではないと思うが、あまりゲームに熱中できない親からすると異様な光景だった。コントローラーさばきも速く、とても効率的な動きをするのである。

僕の下手な文章では伝えられませんが、要するにハマればとても力を発揮できる子だなぁというのをその時感じたのでした。

自分が中学受験をした時、実年齢より上に見える大人っぽい子や受験勉強にどっぷりはまれるオタクみたいな子が合格していたような印象がある。そのどちらでもない上に自頭も良くない私は中学受験の雰囲気だけを味わって終わってしまった。

自分にとって雲の上の存在だった巣鴨や立教に合格してほしいという気持ちはない。

行くのが楽しみな場所がもしあるのならば一緒に探してあげたいと思っているだけである。